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海抜三千メートル級の高山の岩盤に水平に幹をのばす大紅砲は、ある程度の量産化が可能とはいえ、たった4本しかない原木から、毎年数本ずつ分けられた枝が育ち、そして手摘みされ、手工で揉まれ、自然発酵で熟成されるその工程は、想像を絶するような手間と途方もない時間がかかります。それはワインの世界同様に、ロマネコンティの畑と同じ条件の土壌を探しだし、切り枝をカリフォルニアに移植した最上級のカレラワイン同様です。新茶のシーズンにはいり、昨年より多めに仕入れることができましたので、最高級の贅沢を今月はラッキープライスでお届けします。